PR

【本のまとめ】愛を伝える5つの方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

『愛を伝える5つの方法』(ゲーリー・チャップマン)という本を読んだのでまとめてみました。

この本はこんな方におすすめな一冊です。

  • 結婚生活が最近楽しくない!
  • パートナーに愛されていないと感じる
  • 新婚の頃(もしくは、恋人時代)に戻りたい!
  • パートナーとの関係をもっと良くしたい!

それでは見ていきましょう!

はじめに

結婚して壁にぶつかるパートナーは多い。

恋が覚めた後に、二人がどうやって愛を築き上げていくかが鍵になります。

人には得意とする母国語がある様に、愛も一次言語、二次言語という様に得意とする表現方法がある

ふたりの愛の一次言語を知ることで、今よりもっとを深めることができます。

愛の言語は、「肯定的な言葉」「クオリティ・タイム」「贈り物」「サービス行為」「身体的なタッチ」の5つ。

では、早速ふたりの愛の言語は何か見ていきましょう!

愛の言語「肯定的な言葉」

まずはじめは「肯定的な言葉」。

「肯定的な言葉」で愛を感じる人がいます。

「肯定的な言葉」とは具体的にどんな言葉かというと、

  • 感謝の言葉「〜してくれてありがとう」「〜してくれて助かる」「〇〇のおかげで」
  • 認められる言葉、褒め言葉「すごい」「素晴らしい」「〜がとてもすてき」
  • 励ましの言葉「君ならできる」「きっと大丈夫」

「肯定的な言葉」で愛を感じる人は、肯定されて力が湧きます

自分を肯定されると「愛されている」「受け入れられている」「期待されている」と感じ自信がつきます

逆に「否定的な言葉」で深く傷つきます。なのでこんな言葉をかける時は注意!肯定的な言い方に変えよう!

  • お願いする時「〇〇やっっといて」→「〇〇してくれると助かる」「〇〇してくれると嬉しい」
  • 指摘する時「これはダメでしょ〇〇しないと。」→「〜な理由で、今後は〜してもらえると助かるな」
  • アドバイスする時「ここをもっとこうしたらいいのに」→「すごくいいね!〇〇したらもっと良くなるんじゃないかな」

「肯定的な言葉」が愛の第一言語の人は、肯定されると「愛されている」「受け入れられている」と感じます

相手を尊重する気持ちを持って接すると上手くいきます◎

愛の言語「クオリティ・タイム」

次は「クオリティ・タイム」。日本語で表すなら「充実した時間」です。

「充実した時間」で愛を感じるタイプの人

「充実した時間」とは具体的にどういう事かというと、

  • 二人の充実した時間、共通の時間
  • 日々の会話する時間
  • デートに行く
  • 趣味を一緒に楽しむ
  • 自分のために時間を作ってくれる

「充実した時間」で愛を感じるタイプの人は、自分の関心があることを一緒にやる事で喜びを感じます

趣味でキャンプをしたり、好きなインテリアについて話し合ったり、好きな漫画や音楽を共有したり、何かを一緒に達成したり…。そういった過程を楽しみ、喜ぶタイプです。

逆に自分の好きなことに無関心だったり、自分のために時間を割いてもらえないと深く傷つきます。なのでこんな方は要注意!

  • 二人の時間よりも仕事が優先。残業や飲み会が多くて帰りは夜中。休日は疲れてるから最近デートは行けてない。
  • 興味のない分野を開拓するのは苦手、相手が好きな趣味は本人だけで楽しんだらいいんじゃないかな。自分は自分の好きなことをするよ。

「クオリティ・タイム」が愛の第一言語の人は、「充実した時間」つまり、自分の関心があることを一緒にやる事で喜びを感じます

時に相手に合わせてあげながら一緒に何かする時間を増やしていくと上手くいきます◎

愛の言語「贈り物」

「贈り物」で愛を感じるタイプの人。女性に多そうですね。

実は「贈り物」タイプの人を攻略するのは一番難易度が高いとも言われています。笑

ではどんなタイプなのか見ていきましょう。「贈り物」が愛の一次言語の人はこんなことで愛を感じます。

  • 贈り物は愛のしるし、愛のシンボル
  • 買った物、作った物、形のない物、いろんなものが「贈り物」です
  • 大切な日(誕生日、記念日)を祝ってくれる、心のこもったサプライズも嬉しい
  • 辛いとき、悲しいときなど、側に居てくれる(”あなた”という「贈り物」)
  • 日常の些細な贈り物(一輪の花、愛の言葉、小さな手紙)

ちょっと意外なものも含まれていませんでしたか?(辛いとき、悲しいときなど、側に居てくれるとか)

「贈り物」タイプの人が難しいのは「どんな贈り物」が好きかは人に寄るからなんです。

ただ何でもかんでもプレゼントをあげればいい、というわけは無いんです。苦笑

逆を言えばプレゼントに厳しいのもこのタイプ。

例をあげてみます。^^

ずっと指輪が欲しいと言い続けてきた、彼も準備するねと言い続けてる、でも誕生日になっても記念日になっても指輪のプレゼントはない。

誕生日も記念日も祝ってもらったし他のプレゼントはくれた。でもどこか満たされない。

一体いつになったらプレゼントしてくれるんだろう。こんなに言い続けてるのにくれないってことは私のことそんなに大事じゃないのかな。

「贈り物」タイプの人には「本当に欲しい物」をプレゼントして愛を伝える必要があります。

相手の喜ぶ物、欲しいものをしっかりリサーチして贈り物をしましょう!

「贈り物」が愛の第一言語の人は、本当に欲しい物をもらった時に愛を感じます

欲しい物、喜ぶ物を上手くリサーチしましょう。日頃から口に出してる欲しい物にアンテナを張っておきましょう。家族や親しい友人に好みを聞くのも有効です。

愛の言語「サービス行為」

次は愛の言語が「サービス行為」の人。

サービス行為とはどんな行為かというと、”身の回りのこと、家事、料理、掃除、片付け、整理整頓、育児などをやってくれること”です。

このタイプの人は一見、神経質なタイプ、小言がうるさいタイプに見えることもあります。

尽くされたい、労われたいタイプです。

具体的にはこんなことをしてもらうと愛を感じます。

  • 家に帰ったら、暖かい料理ができている
  • 家はきれいに整頓され、掃除が行き届いている
  • 子供たちはお風呂に入ったきれいな状態でいる
  • 手作りのお弁当を用意してくれる

まるで専業主婦のようですが、働いていても「サービス行為」で愛を感じるパートナーを満足させることはできます。

  • 仕事で料理は作る時間がないが、食後の食器洗いはやる
  • 休日は子供をお風呂に入れる、赤ちゃんのオムツをかえる
  • 出勤時にゴミ出しをする
  • 曜日を決めてトイレ掃除をする

サービス行為は量ではありません。もちろん沢山やったほうが喜んでもらえるかもしれませんが、可能な時間で可能な限りで行うだけでも、相手に愛は伝わります。

  • 相手に何かやって欲しいことはないか尋ねてみましょう。
  • 自分のできる範囲で「サービス行為」をするようにしましょう。
  • 相手がやってくれた「サービス行為」に対しても感謝を伝えましょう。

愛の言語「身体的タッチ」

この言語の人は比較的わかりやすいかもしれません。男性に多そうですね!もちろん女性でもいますよ!

「身体的タッチ」が愛の一次言語の人はこんなコミュニケーションで愛を感じます。

  • 手を繋ぐ
  • 触れる
  • ハグ
  • キス
  • 性的な交わり

シンプルですね。

でも「身体的タッチ」タイプだからといって、いつでもどこでもどんな時でも触れて例ればいいのかというと、そうではありません。

「身体的タッチ」タイプでも好きなスキンシップや、タイミングには違いがあります。

そして、「身体的タッチ」で愛を感じるタイプだからこそ、敏感で繊細でもあります。

その人が好むタッチを研究しましょう。

  • 手を繋ぐのは好き?いつ手を繋ぐのが好き?人前でも大丈夫?
  • ハグはどういうタイミング?別れ際?嬉しい時?楽しい時?
  • どこを撫でられるのが好き?頭?背中?顔?
  • 性的な交わりでも相手の好みを研究して実践すると喜ばれます!

逆に、「身体的なタッチ」を蔑ろにされたり、雑にされると傷つくのもこのタイプ。気をつけましょう。

  • ボディタッチを避けられた、嫌がられた
  • 嫌なタイミングでボディタッチをされた
  • 自分勝手、自分よがりなタッチをされた
  • 暴力(誰でも嫌ですが、人一倍嫌がります)
  • 浮気(自分が一番大事にしている物を奪われるのでとても傷つく)

とは言っても、「身体的タッチ」にいつでも応じられるわけではないので、断る時もありますよね。

そんな時は端的に理由を述べていつならいいのかを伝えましょう。「今は〜をしているから終わったらね」「お腹を触られるのは苦手だから他の場所にしてね」などがいいですね。

さいごに

あなたの愛の一次言語と相手の愛の一次言語が、なにか分かりましたか?

二次言語、三次言語もあるわけなので5つの愛の言語のバランスで考えていくといいですね。

実はこの愛の言語の優先順位は子供の時にもみられます。

親とハグをするのを好む子(身体的タッチ)もいれば、一緒に遊ぶ時にスマホを見ていると起こる子(クオリティ・タイム)もいますね。怒られてとても傷つく子(肯定的な言葉)もいますし、誕生日の贈り物をとても大切にする子(贈り物)もいれば、お母さんが夕飯を作ってくれないと悲しむ子(サービス行為)もいます。

この本の最後にはチェックリストがあり、愛の一次言語を診断することができますので、是非パートナーとやってみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

愛は選択です。過去を消し去ってはくれません。しかし、未来を違ったものにしてくれます。

結婚生活において、感情的な愛が新しく生まれるということは可能です。その鍵はあなたが相手の愛の一次言語を学び、それを話すことを選んで決意し、実行することなのです。

あなたの結婚に憩いが与えられることを願います。

ゲーリー・チャップマン著『愛を伝える5つの方法』より抜粋